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ラスティックハウス 大阪府岸和田市

無垢材でつくったオリジナルの玄関ドア。そこを開けるとまっすぐに伸びる黒いモルタル土間。この土間を中心にLDKと和室、そして鉄骨階段を通して2階の居室までもが繋がるとても開放感のあるプランとなっています。そこにSさんご自身がエイジング加工した棚板や扉を使った造作の数々により、ちょっと普通の家とは一味違うテイストに。他にもモルタルで仕上げた洗面台など見所がたくさんあるこの家は、格好良いけれど、肩ひじの張らない落ち着きがあります。この『ラスティックハウス』にハナハウスのスタッフ一同がバーベキューのご招待をいただき、開始前に担当の鈴木、菅野でご一家をインタビューさせていただきました。

(奥さん)お久しぶりですね。どうぞ、おあがりください。主人はテラスにいます。

(鈴木)お久しぶりです!お変わりなく!家の前でご主人さんのお父さんにもお会いしました。お父さん、畑仕事もはかどられているようですね。

(奥さん)本日のバーベキューに採れた野菜をお出ししますよ。(笑)

テラスに向かうとご主人バーベキューの準備をしていらっしゃいました。

(ご主人)こんにちは!久しぶりやな。ここもいい感じやろ。

(鈴木)めっちゃ植栽が増えましたね。いろいろ造作されてますね!うわあ、素敵なウェルカムボードありがとうございます。手づくりですか?

(ご主人)そうやで!話は中でしましょう!

ハナハウスのことをどこで知られましたか?

(ご主人)本やね。『大阪の注文住宅』っていう本。

(菅野)『大阪注文住宅 SUUMO』ですね?

(ご主人)ええ、それを見て電話したんですよ。でも、最初は某有名●●●工務店に行って、その後に大阪の某有名▲▲▲工務店。さらに近くの■■■工務店に行ったね。

(鈴木)●●●さんや▲▲▲さんにはずっと行かれていたんですよね?

(ご主人)そうやね。かなり足を運んだかな。プランやデザインも考えてもらったよ。●●●さんは柱なんかも工場まで見に行かせてもらったんやけど、今から考えたら「注文住宅」で有名なところでも、実は「規格住宅」で、4つぐらいのパターンの中から組み合わせていく方法を取ってることが分からされた工務店やったね。 それでもデザインは好きやったから最初は「いいな」って思ってたけど、例えば洗面をどこに置くとか、そういう細かい話を進めるには10万円かかりますって言われてな。

(菅野)そうなんですか。

(ご主人)そうやねん。でも、ちょっと深く話をするのに10万円というのが嫌でね。家をその工務店で建てるかどうかまだ決めていないのに「なんで払わないあかんの」っていう気持ちがあったんよ。デザインは結構好きやったけど、結局やめましたね。 それで次に行ったのが▲▲▲工務店。そもそもこの場所で家を建てるにあたって、土地にいろいろ問題があってね。

(菅野)詳しくお聞きしていいですか?

(ご主人)弟の家のためについた抵当権を消さなければならなかったり、その時住んでいたマンションのローンが残ってたり、一つに見える土地が実際は4つに分かれていたりとか、たくさん問題があったんです。 ▲▲▲さんから言われたのは「まず、その問題を処理してからもう一度お尋ねください」でした。ある程度プランをしていたんですが「自分達でなんとかしてきてください」っていうスタンスでした。けっこういろんな工務店さんを巡ったけど、みんな言うことが同じでね。「まず、問題をクリアしてから再度お尋ねください」ってね。 ハナハウスさんに初めて行ったのはそんな時でしたね。そしたら、ハナハウスさんは「問題ないですね。なんとかします」って言ってくれて、不動産屋さんとかも紹介してくれて問題を解決してくれたんですよね。それが一番の決め手でした。

(菅野)なるほど。ローンと土地、複数に問題かかえてらしたんですね。

(ご主人)他のところで建てなかった理由はまだあるんですよ。僕たちは柱は4寸の檜がいいなって考えていたんですが、あるところは通し柱が杉だけであったり、あるところは杉とホワイトウッドであったりして、それはちょっとなあ~と。

(菅野)そうなんですね。

(ご主人)今は知らないよ(笑)また別の工務店さんは集成材だけやったからね。そこでも「集成材は歴史短いやろ、糊付けやろ」って話はしていました。今の集成材は優秀だとは分かっているんですが、僕たち前の家で土台が腐る経験をしているので檜にこだわりたかったんです。ハナハウスは4寸でやってくれたんよね。

(鈴木)そうです。「やっぱり4寸で!」ってなりましたね。

(ご主人)父も太さにはこだわりますので、良かったよ。「通しは檜!」と。

(鈴木)印象的だったのが、現場でお家を建てているときに、お父さんが「木材ばっかり入ってくるわ!」って驚いていらしたことですね。

(ご主人)昔の人間だから好きなんでしょうね。「集成材とか聞いたことない!」って。聞いたこと絶対あるはずやけど、「聞いたことない!」って言い張ってた。

一同笑

ハナハウスの第一印象は?

(ご主人)そうやね。印象に残っていることはやっぱりマネージャーのKさんやね。少しチャラい感じで出てきはって。他のスタッフさんが事務所に帰ってきたら「お疲れちゃーん!!」みたいな。そんな感じなのに、いざ家の話になったらまじめに 聞いてくれてね。Kマネージャーとは同級生で話も会うし、社長はあんな感じですしね。話をしていたら、嫁さんが「いいんちゃう?」って言ってくれてね。

一同笑

(ご主人)でもね、その当時は新生ハナハウスになって2年くらいのときなんよ。 正直ひっかかった部分もありました。

(鈴木)年数が短いから大丈夫かなと不安になった感じですか?

(ご主人)そうやねん。年数の面から言えば●●●さんの方が良いんですが、僕は全部自分の目で見て、聞いて判断しますから。納得できなければ、絶対買い物しませんし。直感がハナハウスでイケるってなってたんですよ。

(鈴木・菅野)ありがとうございますっ!

(ご主人)当時もね、家づくりの過程でいろいろなことをハッキリ言ったと思うよ。鈴木さんも大工さんと板ばさみになって半泣き気味になってたもんね。(笑)

(鈴木)板ばさみ!本当にそうでしたね。ハナハウスでの私の担当2物件目でした。

(ご主人)会う度に僕らはいろいろ要望投げてくるし、大工さんにもいろいろ言われてたよね! 「これ、どうなっているの?」とか言われていて、さらにその影で大工さんと僕がしゃべったりね。

(鈴木)ありましたね(笑)まだまだ現場で奔走している時代ですね。

(ご主人)僕も仕事しているし、それなりの年だから、そういう空気も分かるしね。

(菅野)ところがどっこい、今は建築女子のエースの一人です。

(ご主人)せや(笑)時間が経つの早いね。

(菅野)今は後輩に教える立場で板ばさみ。

一同笑

(ご主人)こっちは買い物だからね。要望を言うか、言わないか、だったら言っとかんとね。 後悔はしたくないから。

(鈴木)後になって、後悔させてしまうのが一番嫌ですね。私たちはいろいろ言ってくれたほうが嬉しいです。

(菅野)結果として、それが出来ないことであっても、一度でも努力して検討したことなのか、どうかでは全然違いますからね。

(ご主人)小屋とか無茶振りやったね。今は畑になって父が野菜ばっかりつくっているけど、もともと、ここは工場でね。小屋を建てるために物置とかも見にいったりしたんだけど、ホームセンターとかはめっちゃ高かったりするんですよ。 言い方悪いですけど、ハナハウスはまだ小さな会社だから、融通が効くんですね。

(鈴木)この小屋も後で、大工さんがつくったんですよね。

(ご主人)そうそう。家は図面あるけど、小屋には図面なんてないから大変そうでした。 電卓でそこで計算してたもん。

一同爆笑

(ご主人)僕も仕事で電卓使うから、「大工さんも電卓使うんですね」って声かけたりしてね。

(菅野)あはは、そこからどんどん仲良くなられたわけですね。初めからどんな家を建てたいなってビジョンはあったんですか?

(ご主人)え、工務店探しする前?

(鈴木)ええ、前です。

(ご主人)ビジョンはないな!

一同笑

(ご主人)そのへんにない家を建てたい!これしかなかったかな。

(鈴木)ハナハウスに来ていただいた時点である程度は決まっていましたけど、それから結構考えましたよね。

(ご主人)いろいろ工務店巡ってきてはダメになって、1からまた話をするのが嫌だったので、途中で頓挫した資料渡したんですよね。

(鈴木)「これ、見ておいて」っておっしゃいましたよね。

一同笑

(ご主人)最初にKマネージャーに「プランもちろんしますよ」って言っていただいていたんですけど、そうじゃねくて。ハナハウスと一緒に家づくりを考えることはこのラインからだけど、僕はもっと前から考えていたからその分を無駄にしたくなくてね。 土間とかドーンと家を一直線に抜いてくれた案はハナハウスさんで考えてもらったものだけど。

(鈴木)Kマネージャーが助けてくれた案ですね。それを採用しました。土間はあるけど、土間で家を分断する家はなかなかないので。

(ご主人)「ない」から良かったんだよね。子供が小さいので、分断すると絶対に裸足でこちらからあちらに移動ってなるから不便かなって思ったけど。まあ、子供が大きくなった今も、僕が見てないときはたまにやってるみたいやけどな。

一同笑

(ご主人)でもね、それが原因で諦めることより、見たことない土間を作ることが優先したね。

(鈴木)ご主人の求める基準は「どこにもない家」でしたからね。

(ご主人)本当に楽やで。裏から入れるし、トイレにはそのまま行けるし、手も洗えるし。

(菅野)外国スタイルですね。

(ご主人)半外国スタイルやな。

(鈴木)一応履き替えてらっしゃるんですね。

(ご主人)スリッパおいてますね。スリッパさえあれば、どうとでもなりますから。普通の家でも、トイレにスリッパ置いている家あるでしょ。トイレで履かずに、そこで履いたらいいだけの話やからね。

(菅野)あ、トイレ、土間と連動しているんですね。

(ご主人)そう。土間とつながってるから。これは最初からやってほしかったことで実現してくれたね。トイレと、 手洗い、シューズクローゼットが土間とくっついてるプラン。子供が帰ってきても、そのまま手洗えたり、祭りとかで「トイレ貸して~」って言ってくる人にそのままトイレ 貸してあげれたり。

(鈴木)実際に貸してらっしゃるんですか?

(ご主人)子供が友達連れて一緒に帰ったりしてくるときに使ってるね。靴はいたまま、そのままトイレにね。

(菅野)オープンですねえ!

(ご主人)親戚とかその辺に多いしね。自分が実家に住んでいたとき、玄関のすぐ横にトイレがあったのがすごく嫌で。母が商売の都合上、銀行さんや牛乳屋さん、ヤクルトのおばちゃんとかが来たんですけど、トイレの前でしゃべるわけですよ。ずっとそこで長話され て、「いつになったらトイレいけるんや!!」そんな記憶があったんですよね。ちょっと奥にトイレがあったらよかったのに。

一同爆笑

(菅野)今は広々としていますね。

(ご主人)初めて来られる人はまず驚きますね。玄関とリビングの間に扉というか仕切りがないでしょう。普通の家は一枚絶対あるから。

(菅野)言われて見ればそうですよね。極端な話、玄関を開けたら家の中が全て見えますね。

(ご主人)ですね。僕はそれがいいんです。仕切りがあったらめんどくさいんですよ。

(鈴木)奥さんは全然抵抗なかったんですか?

(奥さん)どこの工務店行っても同じ話しているし、ず~っと困らせ続けていたからね。 Kマネージャーに賭けてみようと思って。

(ご主人)どこの工務店も途中までは進むけど、絶対無理って箇所がどこかで出てきたんですよね。でも、ハナハウスはなかった。

(奥さん)こだわりが強いからね。

(ご主人)デザインだけじゃなくて、こだわりっていうかね。生活に合う形、人に合う形をつくってくれる。これ土間なかったら、いちいち靴持って来て、ぐるっと周らんとあかんしね。 この家、すごい今、楽です。

前に住まわれていたマンションと比べて、暮らしぶりはどのように変わりましたか?

(奥さん)部屋がとても明るいし、暮らしぶり…、全部が変わったね。

(ご主人)前は絶対電気点けんとあかんかったしなぁ。前と比べて、風がちょっとでもあるとすごく通って涼しいし、…ないと最悪やけど(笑)風ないときはあまりないけどな。風がきつすぎるときが意外にやばい、通りすぎて、ドアがバターンっていくし。

(鈴木)玄関の網戸は正解でした?

(ご主人)良かったね、正解やわ。門柱も最高だよ。あれより低かったら通りから見えるし、道側から真正面やからね。あと、高すぎても風の通りの邪魔をするし。絶妙。

(菅野)エイジング加工とかがんばってもらったんですよね?

(ご主人)その話またしちゃう?(笑)

(鈴木)頼みますよ~!Sさんと言えば、このエイジング加工。

(ご主人)自分で加工したところは記憶にやっぱり残るね。

(菅野)全部したんですか?

(ご主人)棚板とか、こことか、門柱のとこに板はってるやつとか、窓枠とか。2階にある色塗ってもらった材もそうやね

(菅野)それって1週間、2週間じゃ終わらないですよね。

(ご主人)うん、これだけでも1ヶ月くらいかかってるよ。45枚くらいあったかなあ。

(鈴木)ありましたねえ。裏と表を焼いてから擦るので、1ヶ月くらいかかりましたよね。

(奥さん)主人が熱出しましたね。

(鈴木)そうでした、熱を出しはって、大工さんへの納期もあるし!で大変でしたね。

(ご主人)思い出した!どうしても年末ぐらいにはエイジングした材をくださいって言われて、ハワイの旅行から帰ってきて、急いで、「さあ、やろう!」となったものの…、正月明けに棚板、テレビの下の棚、キッチンの下の棚、全部パターン変えていたから大変でしたね。それで熱出した(笑)

(鈴木)「これ使える?」ってブライワックスとか持ってこられて楽しみながら、いろいろやりましたよね。

(ご主人)いろんな色とかつけたりして、扉とかな。玄関の扉もそうやし。実家がすぐそこだから、外で焼いて、そこに運び込んでもらってね。

(鈴木)光熱費とかの効率とかはどうですか?

(奥さん)冬場はあったかいよ~。蓄熱暖房使いますしね。

(鈴木)蓄熱暖房だけですか?エアコンの併用ですか?

(ご主人)めっちゃ寒いときは寝室とかでエアコンいれるときはあるけど、ほとんど使わへんなあ。やったことないけど、めっちゃ寒なったら、土間にストーブ置いたらいいかな。ちょっとヤカン置いたりできる丸いヤツ。

(鈴木)似合いそうですね!でも、空気が!

  

(ご主人)空気…か。空気といえば、空気綺麗で。たこ焼きとか、ホットプレートやっても匂いが全然のこらない。漆喰の消臭性すごい。

(菅野)そんなに!?マンションは残りますからね。マンション時代と比べて、光熱費あがったりしました?

(ご主人)マンションから一軒家だからね。広くなったから、その分上がりはしたね。

(奥さん)でも、水道代が上がってないんですよ。トイレ2個になったし、グリーンがすごいでしょう?お庭の水やりにも一人園芸部がかなり使用していますが、上がってないんです。

(ご主人)せやねん。僕の趣味、一人園芸部。これにかわってん。

一同笑

(菅野)え!?これ、全部一人でつくってるんですか、DIYの粋を超えてきていますね。

(ご主人)うん。出来合いのもの買ったら高いやん、適当に安いところで素材から買ってきて、自分でつくったり、土買って、鉢買って、苗買ったりな。

(菅野)それってこの家になったから目覚められたみたいな?

(ご主人)せやな。

(鈴木)新たな趣味ですね。棚も増えてますもんねえ。

(ご主人)ジャンクっていうか、そういうのが好きだから。いらないものをもらって来てね。閉店する多肉植物屋さんからもらってきてあんな風になった。板とかも、わざと雨晒しにしておいて、雰囲気をね。

(鈴木)いわゆる育ててるってやつですね!

(ご主人)海岸で流木拾ってきたこともあるしな。あれ、店で売ってるねんで?そんでけっこう高いねん。去年、淡路島旅行行ってな、め~~~っちゃ拾ってきた。

(鈴木)何に使ってるんですか?

(ご主人)何にも使ってへん(笑)

(菅野)「ハナハウス様歓迎」のあれ、そうなんじゃないですか?

(ご主人)ああ、あれはせやな!

 

(菅野)奥様も何か趣味でされているんですか?

(ご主人)刺繍とかしてるね。友達がビーズアクセサリーで出展とかしているから、「木工でなんかださへん?」っていわれて、僕もだしたことあるわ。

(菅野)それなら、そういう作り手のお友達なら「このお家見せてください」とかなりそうですけどね?そんなことないですか?

(ご主人)うーん。そういえば、一回友達でもなんでもないおばさんが「家見せてください」って来たことはあったなあ。入った瞬間ビックリしてはったな。圧倒されてる感じ。 そういえば、前に住んでいたマンションの件でハナハウスの紹介してくださった不動産の人が、手続きの後にたまたまこのお家に来ていただく機会があって、家に入ってもらった瞬間「ハナハウスってこんな家建てているんですねー!!見せてください!」って言ってたよ。知らんかったんかーい!みたいな。

一同爆笑

鈴木や大工さんを通して、家づくりの過程で楽しかったことはありますか?

(ご主人)家づくりの最中にここで、まさに建ててくれているこの場所で仕事帰りに寄って、大工のIさんとか、業者さんとか、キョンさん(鈴木)とかとしゃべるのが楽しかったなあ。しゃべるの好きだしね。 迷惑しとったかもしれんけど(笑)

(鈴木)よくお父さんもいらっしゃいましたよ。

(ご主人)そうやなあ、さっきもいたしな。外構屋さんともしゃべったなあ。 このお家の前に事務所をかえてはる、水道屋さんのMさんとかね。

(鈴木)ハナハウスが水道屋さんのMさんと仕事をするきっかけはこの家づくりでしたね。 ご主人からの紹介で(笑)今日のバーベキューにも来たかったらしいですけど、遠方に急にいかないといけなくなったらしく。

(ご主人)よくMさんとは家の前で立ち話するんですよ。ハナハウスについてね(笑)今建てているお家の情報とか聞かせてもらってる。「今回手がけているお家もすごいで~!」とか。 いい人やしな。

(鈴木)仕事もすごく丁寧ですからね。

この業界、女子は結構めずらしいと思いますが、建築女子で良かったと思ったことはありますか?

(ご主人)どうなんやろなあ。でも、良かったと思うよ。近くの工務店含めて、いろいろ飛び込んでいったけど、 ほとんどが僕より年上のおっさんやねん。絶対話しがちゃんと伝わってへん。あれはきついわ。行ったその工務店も天然の木使ってて、性能的にはいいねん。でも、話しを進めていくやん。ここが土間で、なんやかんやとやっていくんやけど、なんか違うねん。どうしても、考え方がちょっと古いねん。それで無理やなあって。新しいことに挑戦していくハナハウスはいいと思うけどね。

(鈴木)ありがとうございます、くすぐったいですね。

(ご主人)建築女子が一貫担当っていうスタイルはいいと思うで。ただ、客とコーディネーターとして女性はいいと思うけど、例えば、鈴木さんが職人さんに言えるのかというのが心配やった部分はあるかもね。この世界は女性ってだけでは甘く見られがちやからね。

(菅野)ハナハウスの職人さんは優しい人が多いですよ。

(鈴木)職人さんから冗談交じりに「これが男のコーディネーターやったら教えたらへん」って言われるので、そういう部分はあるのかもしれませんね。

(ご主人)鉄工所とかでもそうやけど、「家つくるのは男の職業や!」っていうのはあったからね。 たとえばさっき話したおっちゃんコーディネーターに頼んだとしてデザインが劣ったとしても、女性コーディネーターに頼んでデザインはうまくいったけど、職人さんにうまく指示がだせない、従ってくれない、ではトータル一緒やからな。

(菅野)ああ、なるほど。そこのところはどうでした?

(ご主人)話して家づくりが進んでいくうちに大丈夫やなと思ったよ。

(鈴木)大工Iさんも、なんだかんだで優しいですからね。例えば、このキッチンもハイブリットで、中身はパラソニックなんですけど、天板だけああいう無垢材を使った、結構大変な収まりなんですよ。コンロが特殊な3連コンロですごく難しいんです。

(菅野)それどうやって解決したんですか?

(鈴木)なんとか収まりそうだったものの、線が通らないってなったので、この板の後ろをノミで削ってもらって、通しましたね。Sさん夫婦が絶対に譲れない要望ということだったので必死でした。

(ご主人)そこはな、僕じゃなくてこっちやねん。(奥さんを指差して)嫁の唯一の希望が3連コンロやってな。これだけは叶えてやりたかった。ここまできて普通の既製品のやつ使いたくないし、Kマネージャーに直接電話しましたよ。「これだけは~」って。そしたら、「僕は解決できませんけど、小野なら出来ます!」って丸投げしよったからね(笑)「小野さんかい!」みたいな。

一同爆笑

(ご主人)特殊な案件は小野さんなん?小野さんってなんなん?

(鈴木)うちの技術責任者ですね。戸建だけでなくマンションとかの大型物件の経験もあるので細かい品質とか技術的な技術の面では私たちを助けてくれる建築女子のアニキ的存在ですね。洗面のとこのモルタルで全部とかも苦労しましたね!

(ご主人)最初、シンクだけ病院用の四角いやつって思ってたんやけど、モルタルで全部?ええやん!ってなったね。

(鈴木)Sさんだから、受け入れてもらえて実現しましたけど、なかなか採用されないと思いますね。「これ、真似てもいいよ」って言ってもらえたのは嬉しいですね。でも、モルタルならFさんですね。意外と難しいことやるの好きなんですよ。

(ご主人)左官屋さんのFさんもね。いろいろなパターンで塗ってもらいましたけど、作業が終わったときに「とっても楽しかったですわ~!!」って言ってくれてね。嬉しかった。

(鈴木)外壁に、トイレ、内壁、いろいろ塗りパターン変えていますね。

(ご主人)3人で家の前でよく無駄話しゃべったわ。大工のIさんと左官のFさんで。 外構屋さんも頑張ってくれたなあ。夜遅くまでライトで照らしながら。

(ご主人)シンボルツリーも嫁さんが言って実現したんよなあ。あの頃は、植物とかまったく興味なかったけどな。

(鈴木)今では一人園芸部ですのにね。

(菅野)あのウッドデッキの開口も?

(ご主人)ハナハウスでやってもらったね。

(菅野)それ、キョンさん(鈴木)のアイディア?

(鈴木)うん、私が提案しました。

(ご主人)土間からウッドデッキを見た時、逆に道側から見たとき、どちらの場合も植栽が綺麗な見え方をするように提案してくれた。

(鈴木)玄関から土間の先にシンボルツリーが真っ直ぐに見えますので。

(ご主人)ここはライトも仕込まれてるしな。

(鈴木)バーベキューはよくされるんですか?

(ご主人)バーベキューはたまにしかやらんけど、気軽に出られるのがいいね、お茶飲んだりとかね。すごく楽。

プライス的にはどうでしたか?

(ご主人)それはかかってしまったなあ。

(菅野)本来予定されていた金額を超えてしまったのですか?

(ご主人)家的には収まってます。要望とかもひっくるめたら、仕方ないでしょう。めっちゃ言ったからね、要望(笑)

(鈴木)私はこの手すりをずっとイメージしていたんですが、当初に見積りでは腰壁で入っていたんです。この鉄骨の予算が想像以上にかかってしまいまして、お金を頂かないでやり切るためにKマネージャーとバトルしてました。

(ご主人)全四方アイアン!こないだも会ったときに言ってたもんなあ、「手摺りはお金かかりましたよ~」って。鉄骨きたとき入らなくて、吊り上げて入れて、中で溶接したもんな。凄かった。

(鈴木)Rをうまく曲げたりするのにすごく難しかったらしいです。

(ご主人)手摺りにあるあの英語印字もね。僕はどうでもよかったけど、鈴木さんがこだわっているって話を聞いたから、なにも言わんと黙ってた。

一同爆笑

(鈴木)Rはたしかに私のほうがこだわったかもしれません…

(菅野)コストを抑えるために知恵を出しあったことはありますか?

(鈴木)倉庫で眠っていた耳付きの材とかを使ったりしましたね。

(ご主人)あれもそう。これもそうやな。(収納の扉を指さして)

(鈴木)これは貫材って言って、本来なら下地に使うような材料なんですけど、それをペーパーをあててそのまま使わせてもらって、費用を抑えたりしましたね。

(ご主人)こういう雰囲気の材料が好きやからね。

(鈴木)一番頑張ってもらったのは、Sさんですけどね。

(ご主人)エイジング加工とか、やってたら楽しいんよ。よくそういった本を読むけど、やってみたら本当になるわ!って。

(菅野)今、ハナハウスに来られているお客様に先輩としてのアドバイスありませんか?

(ご主人)ないな!

一同笑

(ご主人)え、だってすごい家、バンバン建ててるやん。うわーレベル上がってるなあって思うもん。僕より要望ガンガン言われてるんちゃう?

(鈴木)私、結構な数の家づくりを担当させてもらってきましたが、未だに要望が一番多かったのはSさんです。

(ご主人)えー?あー… そう?

一同爆笑

今後のハナハウスにどんな風になってほしいかという希望がありますか?

(ご主人)大きくならんといてほしいな。あんまメーカーチックになってもらってもな。 今のスタイルでやっていってほしいわ。大きくなったら今のスタイル維持するのん無理やて。

(鈴木)メーカーと何が違います?

(ご主人)メーカーの人は仕事を楽しめてないやろ?中には楽しんでいる人もおるかも知れんけど、メーカーの人は単に仕事やん。あと、ハナハウスは、いつも新しいことをするやん。全然テイストの違う家をつくるから、変わった家もいっぱい。職人さんからしたらそりゃ楽しいと思うで。同じような家を2回、3回とつくってたら楽しくないで。多少、色 が選択できたり、素材えらべたりしても元のフォーマットが一緒やからなぁ。ベルトコンベアに流れてくる品物をつめるだけの作業って楽しいとは思わんやろ。

ここで他のスタッフが登場。

(ご主人)お、きたきた! では、バーベキューしましょうか!